フリーのオフィスソフトを開発するオープンソースコミュニティのOpenOffice.orgは20日、「OpenOffice.org 2.0」の正式版を公開した。同コミュニティのサイトから無料で入手できる。Windows XP/2000/Me/98/NT 4.0、Linux、Solaris、FreeBSDなどに対応する。なお、日本語版については、OpenOffice.org日本ユーザー会によると2~3日中に公開される見込みだ。
OpenOffice.orgはオープンソースによる開発が行なわれているオフィススイートで、ワープロ「Writer」、表計算「Calc」、プレゼンテーション「Impress」などの各種オフィスソフトが統合されている。新バージョンのOpenOffice.org 2.0では、オープンスタンダードなファイル形式である「OASIS OpenDocument XML」を標準のファイル形式として採用したほか、Microsoft Officeとの互換性を高める改良などを行なっている。
OpenOffice.org 2.0は、9月29日に最初のリリース候補版となるRC1を公開。10月10日のRC2、17日のRC3に続き、20日に正式版の公開となった。
関連情報
■URL
ダウンロードページ(英文)
http://download.openoffice.org/2.0.0/
日本ユーザー会による「バージョン2.0日本語版の正式リリースについて」
http://oooug.jp/2.0_download.html
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・ フリーのオフィスソフト「OpenOffice.org 2.0 RC3」公開(2005/10/17)
( 鷹木 創 )
2005/10/21 21:15
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