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Podcastingに対応した「Thunderbird 1.5」のRC1が公開


「Thunderbird 1.5 RC1」
 Mozilla Foundationは4日、メールソフト「Thunderbird」の最新バージョンのリリース候補「Thunderbird 1.5 Release Candidate 1(RC1)」を公開した。Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98SE/98、Mac OS X 10.1.x/10.2.x以降のほか、Linuxにも対応。日本語版も用意されている。

 Thunderbird 1.5は、当初はバージョン1.1として公開する予定で開発が進められてきたもの。Podcastingに対応するなどRSS関連機能を強化したほか、オートアップデート機能の強化により、差分ファイルによるアップデートが可能になった。公開されたRC1ではこのほか、フィッシング検知機能をビルトインするとともに、受信したメールのメッセージから添付ファイルを削除する機能を追加するなど迷惑メール対策を拡張。さらに、アドレスのオートコンプリート機能の強化やスペルチェック機能の追加が行なわれている。

 なお、バージョン1.5では旧バージョンで使用していた機能拡張プラグインは利用できない。そのため、RC1では初回起動時に、利用できないプラグインが一覧表示されるようになった。さらに自動バージョンアップに対応しているプラグインで、バージョン1.5対応版が公開されている場合は、その場でバージョンアップすることもできる。


関連情報

URL
  ダウンロードページ(英文)
  http://www.mozilla.org/products/thunderbird/releases/1.5.html

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( 鷹木 創 )
2005/11/07 21:55

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