メディアライブ・ジャパンは、6月に幕張メッセで開催したイベント「Interop Tokyo 2005」で使用していたサーバーを紛失していたことを発表した。紛失したサーバーには、出展者や技術担当者のほか、ネットワークスペシャリストやボランティアなど約710件の個人情報が保存されていた。
メディアライブによると、紛失が発覚したのはInterop Tokyo 2005が終了した直後の6月11日午後。同イベントでは、各ネットワーク機器ベンダーがサーバーなどの機器を持ち寄り、会場内のネットワークを構築している。今回紛失したサーバー1台はメディアライブ自身が所有するものだが、イベント終了後、各ベンダーに返却する機器と一緒のスペースに置いていたため「間違って配送されてしまった可能性もある」という。
サーバーには、出展社担当者、技術担当者の会社名、会社住所、会社電話番号(一部携帯電話番号を含む)、会社メールアドレス、およびネットワークスペシャリストメンバー、ネットワークボランティアメンバー、協力企業担当者の会社名、会社住所、会社電話番号(一部携帯電話番号を含む)、会社メールアドレスが含まれていた。
メディアライブでは、紛失が発覚した6月11日に警察に遺失物届出を行なったほか、日本情報処理開発協会およびプライバシーマーク事務局へ事情を報告した。同社では紛失した事実の公表が11月になったことについて、「紛失の状況から発見できる可能性が高いため、各ベンダーの倉庫などを探索していた」とコメント。未だ発見できていない状況だが、「返却スペースは関係者以外立ち入りできない」とし、外部からの盗難といった犯罪性は低いと見ている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.medialive.jp/press-release/inner.php?news_c=1053
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( 鷹木 創 )
2005/11/09 13:01
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