英Sophosは24日、ウイルス「Bagle」の亜種が多数発生しているとして、ユーザーに注意を呼びかけた。
Sophosによれば、23日から24日にかけて相次いで「Troj/BagleDl-AF」「Troj/BagleDl-AG」「Troj/BagleDl-AH」「Troj/BagleDl-AI」「Troj/BagleDl-AJ」といったBagleの亜種について報告を受けたという。これらの亜種はいずれもメールの添付ファイルによって感染を拡げようとし、感染するとWindowsのシステムフォルダにある画像ファイル「ntimage.gif」を開くといった特徴を持つ。
Sophosの上級テクノロジーコンサルタントを務めるGraham Cluley氏は、「できるだけ多くの人々を感染させようとして、Bagleが広く配布されている。しかし、(Bagle対策の)アドバイスは他の多くの新しいウイルスと同様で、勝手に送りつけられてきた添付ファイルを決して開かないことだ。Bagleの発生の陰にはPCを乗っ取ってゾンビネットワークを開拓しようとする人々の存在があり、彼らの攻撃を防ぐことがすべてのユーザーに対して求められている」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.sophos.com/pressoffice/news/articles/2005/11/baglenov05.html
( 三柳英樹 )
2005/11/25 18:01
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