EUの学校ネットワーク「eTwinning」の登録校が1万校を突破

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EUの学校ネットワーク「eTwinning」の登録校が1万校を突破

　欧州連合（EU）は25日、域内で実施している学校などの教育機関のネットワーク「eTwinning」の登録校が1万校に達したと発表した。eTwinningは、学校間の連携を目的に2005年1月に発足した。EU内での教育機関におけるIT技術の普及の度合いを示すものとして注目される。

　1万校目は、キプロスのApostolos Varvanas Lyceumだった。登録した学校は欧州委員会が提供するeTwinningプログラムの利用が無料となり、欧州全体の加盟国とのネット上の交流が可能となる。単に情報を共有するだけのものから、他の学校と共同でプロジェクトを立ち上げる例まである。初等学校と中等学校レベルでは、すでに1,500校がプロジェクトを立ち上げているという。

　eTwinningでは優秀なプロジェクトを表彰する予定で、コンテストに応募するプロジェクトを募集していた。賞の発表は2006年1月13日を予定している。初等教育・中等教育レベルでは、IT普及は本格化しつつあるようだ。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（英文）
　 http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/1477&format=HTML&aged=0&language=en&guiLanguage=en

（ Gana Hiyoshi ）
2005/11/28 12:40

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