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ブログ上の迷惑行為の経験
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トラックバックスパムへのイメージ
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ネットスターは、同社が実施した「第3回職場でのインターネット利用実態調査」における、トラックバックスパム・コメントスパムの実態調査の結果を公開した。
同調査は、10月21日から22日にかけて、インターネット調査会社であるマクロミルによって行なわれたもの。仕事でノートパソコンを利用し外出先にも持参しているユーザー、ブログを開設している(開設していた)ユーザーが調査対象で、有効回答数は515件。回答者の属性は、男女比率では男性が81.2%、女性が18.8%で、年代別比率は20代が24.7%、30代が47.6%、40代が21.9%、50代が5.3%、60代0.6%。
ブログ上で迷惑行為の経験については、42%のユーザーがトラックバックスパム・コメントスパムを受けたことがあると回答。受けたことがないと回答したユーザーは48%と半数近くを占める。一方、10%のユーザーが「スパムが不安でトラックバックやコメント欄は公開していない」と回答した。また、ブログ開設者のうちトラックバック受け付けを中止した経験があるユーザーは36%。
トラックバックスパム・コメントスパムの内容については、「出会い系サイト・アダルトサイトに誘導するもの」が74.3%と最も多く、以下「ブログへの誘導を目的とした、記事内容と関連性のないもの」が64.7%、「コメントがなく、リンクだけのもの」が20.6%と続く。また、トラックバックスパムの受信頻度については、「月数回程度」が47%で、以下「週に1、2回」が19%、「毎日」が13%、「週に3、4回」が11%、「週に5、6回」が10%となった。
ユーザーがトラックバックスパムに対して持つイメージについては、「ブログの閲覧者に不快な影響を与える可能性がある」が69.7%、「ブログのイメージを壊す可能性がある」が62.3%となり、トラックバックスパムに不快感を覚えるユーザーが多数を占める。逆に、「好ましくないトラックバックは削除できるので影響はない」(23.1%)、「トラックバックは数が多い方がいいと思うので特に気にならない」(6%)と、抵抗を感じないユーザーは少数となっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.netstar-inc.com/press/press051207a.html
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( 大久保有規彦 )
2005/12/07 14:49
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