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パスワード総当たり攻撃時にデータを自己破壊、秘密ドライブ作成ソフト


 ライフボートは、PCやリムーバブルメディアに秘密ドライブを作成できるソフト「キチッと秘密メディアロック2」を12月16日に発売する。価格は7,140円。対応OSはWindows XP/2000。

 キチッと秘密メディアロック2は、PCのHDDやリムーバブルメディア上の空き容量を利用して秘密領域を作成し、秘密のデータを保存できるソフト。秘密ドライブに設定すると、パスワードを入力しなければドライブ自体が見えなくなるほか、米国標準技術局(NIST)による暗号化方式AESで作成したデータの暗号化が可能だ。

 最新版では、同ソフトがインストールされていないPCからでも秘密領域を設定したリムーバブルメディアをパスワード認証する「フリーレシーバー」を搭載。フリーレシーバーは新たに秘密領域を作成するものではないが、作成済みの秘密領域に対してパスワード認証を設定できる。

 また、秘密領域の作成時にパスワード入力ミス回数の上限を指定して、その回数分入力を間違えると秘密領域を自動的に破壊する機能も備える。秘密領域を作成したリムーバブルメディアが第三者に盗まれ、パスワード総当たり攻撃を受ける場合の対策として有効だという。

 秘密領域を作成可能なドライブおよびメディアはHDD(内蔵、外付)のほか、DVD-RAM、MO、USBフラッシュメモリ、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、マイクロドライブ、メモリースティック、SDカード、xD-ピクチャーカードとなっている。

 なお、CD-R/RW、DVD-R/RW、DVD+R/RWに関しては、秘密領域を直接作成できないので注意が必要だ。HDDに作成した秘密領域をライティングソフトでこれらのメディアに複製した場合、読み込み専用の秘密ドライブとして利用可能だ。ただし、これらのメディアでは、パスワード総当たり攻撃時の自己破壊機能は利用できない。


秘密領域作成時にはパスワードを設定できる 連続してパスワードを間違えると、データは削除される

関連情報

URL
  製品概要
  http://www.lifeboat.jp/products/ml2/ml2.html
  ニュースリリース
  http://www.lifeboat.jp/news/news20051207001.html

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( 増田 覚 )
2005/12/08 13:10

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