「愛・地球博支援企業協議会」のメールマガジンシステムを運用していたメイテツコムのサーバーに不正アクセスがあったことが8日、わかった。メールマガジンの購読者798人の個人情報が流出したという。
不正アクセスによる情報流出は2005年3月24日に発生。同日までにメールマガジンに登録していた購読者の氏名とメールアドレスが流出した。メイテツコムが11月9日に導入した「不正侵入検知システム」が11月14日に不正アクセスを検知。過去に遡ってアクセスログを精査した結果、情報流出が発覚した。
愛・地球博支援企業協議会のメールマガジンは3月末日で配信サービスを終了しており、登録されたメールアドレスなどの情報も11月18日にサーバー上から削除している。また、上記流出日以外のデータ流出はなかったという。
メイテツコムに運用を委託していた名古屋商工会議所によると、12月5日に愛知県警に被害を報告。流出した被害者に対しては、12月8日付でメールと郵送で事実関係の説明とお詫びを伝えた。
なお、侵入の手口など不正アクセスの詳細については明らかにされていない。
関連情報
■URL
名古屋商工会議所のニュースリリース
http://www.nagoya-cci.or.jp/shin/051208.html
メイテツコムのニュースリリース
http://www.meitetsucom.co.jp/news/051208.html
( 鷹木 創 )
2005/12/09 19:33
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