NTT東日本とNTT西日本は13日、2004年度接続会計をもとに算出した2005年度に適用する接続料金について、総務大臣に対して接続約款変更の認可申請を行なった。
DSL接続に関する接続料金では、電話を重畳する場合の月額料金がNTT東日本が現行の120円から98円に、NTT西日本が113円から105円へと引き下げる。電話を重畳しない場合では、NTT東日本が現行の1,366円で据え置き、NTT西日本が1,368円から1,432円に引き上げるとしている。
中継光ファイバの1芯・1メートルあたりの月額料金については、NTT東日本が1.917円から1.780円に、NTT西日本が1.920円から1.687円に引き下げるという。なお、中継光ファイバは回線管理運営費を含まない料金となっている。
NTT東西では、総務大臣の認可を得た後、接続約款の変更を実施。認可を受けた接続料金については2005年4月1日に遡及して提供するとしている。
あわせてNTT東日本は、光アクセスラインで使用する最大1Gbpsのメディアコンバータにおける接続約款変更の認可申請を総務大臣に対して行なった。同社では、総務大臣から認可を受けた後、接続約款の変更を実施する。
今回申請されたのは、NTTビル内に設置されるメディアコンバータの利用料金。1回線ごとの月額料金は、光信号端末回線と組み合わせた場合で3,499円となっている。
関連情報
■URL
NTT東日本 接続料金改定の認可申請について
http://www.ntt-east.co.jp/release/0512/051213b.html
NTT東日本 最大1Gbpsのメディアコンバータ接続料金等の認可申請について
http://www.ntt-east.co.jp/release/0512/051213a.html
NTT西日本 接続料金改定の認可申請について
http://www.ntt-west.co.jp/news/0512/051213a.html
■関連記事
・ NTT東西、接続料金を改定する約款変更を認可申請(2004/12/15)
( 村松健至 )
2005/12/13 17:45
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