世界で最も尊敬できるCEOはビル・ゲイツ――PR会社の米Burson-Marsteller社が、英国の週刊誌「Economist」の調査部門であるEIUと共同で実施した調査で明らかになった。同調査は、65カ国における主要グローバル企業600社以上に、最も尊敬するCEOを記述させたもの。
調査によれば、最も尊敬できるCEOとされたのは、米Microsoftのビル・ゲイツ氏。2位には米Apple Computerのスティーブ・ジョブズ氏、4位には米DELLのマイケル・デル氏が選ばれるなど、IT関連企業のCEOが多数挙げられた。日本からは日産自動車のカルロス・ゴーン氏が7位に選出されている。
米Burson-Marstellerでは、ビル・ゲイツ氏が最も尊敬できるCEOに選ばれた理由について、「ゲイツ夫妻が創設した『ビル&メリンダゲイツ財団』の取り組みも評価された」と分析し、「企業およびCEOは、もはや企業責任や企業義務が生み出す価値を無視できなくなってきた」としている。
トップ15にランクインしたCEOの特徴としては、15人中8人が創業者だったほか、大半が当該企業で3年以上CEOを務めていた。なお、女性のCEOは選出されなかった。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.burson-marsteller.com/pages/news/releases/2005/press-12-14-2005
( 増田 覚 )
2005/12/15 19:56
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