株価上昇に伴いオンライン証券の利用者が急増～ネットレイティングス調査

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株価上昇に伴いオンライン証券の利用者が急増～ネットレイティングス調査

　ネットレイティングスは19日、2005年11月度のインターネット利用動向情報サービスの調査結果を発表した。調査によると、オンライン証券サイトの利用者が400万人を超え、利用者1人あたりの平均利用時間や平均ページビュー数なども1年で約1.5倍に増加した。

　11月のオンライン証券サイトの利用者は420万7,000人で、前年比で46％増加。過去1年の推移を見ると、4月に利用者数がいったん減少したものの、株価が上昇基調に転じた夏以降に利用者数が急増しており、株価と利用者数に高い相関があるとしている。

　また、利用者数やリーチ（インターネット全利用者に占める比率）が大きく増加しただけでなく、この1年間で1人あたりの平均利用時間は2時間9分から3時間22分に、平均ページビュー数は253PVから385PVと、いずれも約1.5倍の増加となっている。

　ネットレイティングス代表取締役社長兼チーフアナリストの萩原雅之氏は、「オンライントレードはこの1年で最も成長率の高かったカテゴリーの1つ。株式取引に関心を持つ消費者の裾野は広がっており、利用者数が増えているのは明らかだ。また、既存利用者もここ半年の株価の急上昇を受けて、実際に取引回数を増やしていることがページビュー数や利用時間の増加から伺える」と分析している。

関連情報

■URL
　ニュースリリース
　 http://www.netratings.co.jp/New_news/News12192005.htm

■関連記事
・ Yahoo!検索、リニューアル後にPV数が急増～ネットレイティングス調査（2005/11/29）

（三柳英樹）
2005/12/19 16:02

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