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リクルートと三井物産の合弁会社、全国15万件の病院を検索できるサイト |
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ここカラダでは、全国約15万件の医療機関の診療科目と場所・駅名を検索できる。また、東京や大阪、福岡など9都府県の医療機関約5万件については、受付時間や診療科目のほか、「今から診てもらえる病院」「女医の有無」などの条件で検索することが可能だ。 検索結果では病院別や住所別に医療機関を一覧表示する。「地図で見る」というボタンをクリックすると、一覧画面に表示された医療機関がマップ上に表示されるため、最寄りの病院がすぐわかるという。お気に入りの病院は、マイページに保存することも可能だ。なお、病院に関する口コミも募集するが、「データが蓄積して病院選びの基準ができたタイミングで公開する」としており、当面は公開しない。 また、Q&A方式で回答することで身体の不調内容を紹介する「症状チェック」、病院で診断された病名について症状や治療方法を紹介する「病気辞典」、薬品の製品名や識別コード、成分から副作用の有無や服用時の注意点といった詳細を調べられる「お薬辞典」などのコンテンツを掲載。このほか、「いい病院」「いい医師」の選び方を紹介する「病院探しのコツ」、著名人インタビューや健康に役立つレシピを紹介する「ここカラダ通信」も用意する。 ここカラダの収益については、病院検索ページ上で詳細情報を掲載する病院が支払う広報料金がベースとなる。掲載料金は月額掲載料が24,900円、制作料が10,000円。なお、2006年7月掲載分まではキャンペーン価格として、掲載料を月額10,000円に値下げする。 既存の医療系サイトとしては、「Yahoo!ヘルスケア」や「All About健康・医療チャネル」などが挙げられる。リクルートが2005年2月に実施した調査によれば利用率は10％で、「定番サイトがない状態」という。 アールスリー・ヘルスケア・プランニングの西村崇社長は、「病院データベースや症状チェックなどサイトの情報量を強化するとともに、ポータルサイトとの提携やプロモーション活動など、リクルートと三井物産のノウハウも用いる」と語る。既存サイトとの差別化を図り、2006年3月に月間ユニークユーザー数20万人、2007年3月には同100万人を目指すとしている。 関連情報 ■URL ここカラダ（12月20日開設） http://www.cocokarada.jp/
（ 増田 覚 ）
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