米Websenseのセキュリティ情報分析機関「Websense Security Labs」は19日、スパイウェアを駆除するサイトを装って、スパイウェアをインストールしようとする悪質なサイトが数多く発見されていると警告した。
手口としては、スパイウェアに感染している可能性があるといった内容のメールなどで偽のサイトに誘導し、オンラインスキャンを装って実際にはスパイウェアやアドウェアをユーザーのPCにインストールするもの。さらに、これらの偽サイトは利用料も請求してくることも多くあり、サイトによっては年額500ドルといった料金を請求することも確認したという。
WebSenseでは、こうしたサイトを最近2週間で1,500以上確認しており、ユーザーに対して注意を呼びかけている。これらのサイトの多くはウクライナとロシアでホスティングされ、バヌアツやメキシコといった国で登録されたドメイン名を使用しているといった特徴を持つという。
関連情報
■URL
Websense Security Labsのセキュリティアラート(英文)
http://www.websensesecuritylabs.com/alerts/alert.php?AlertID=379
( 三柳英樹 )
2005/12/20 15:04
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