インターコムは、HDDを定期的に監視して、HDD障害の発生を予測するソフト「SmartHDD Pro ハードディスク診断」を22日に発売する。ダウンロード版のみで価格は3,990円。Windows XP/2000/Me/98SEに対応する。
「SmartHDD Pro ハードディスク診断」は、HDDに搭載されている「S.M.A.R.T.」技術を利用して、「読み込みエラーの発生率」「ディスク回転の再試行回数」「温度」などを定期的に監視。故障の前兆を検知するとユーザーにメッセージやメールで通知する。
S.M.A.R.TとはSelf-Monitoring Analysis and Reporting Technologyの略称で、HDD内部を定期監視しながら、あらかじめ設定された閾値(障害状況となる限度値)と比較して故障発生を予測する。同ソフトでは、S.M.A.R.T情報をメイン画面に表示し、HDDごとの健康状態をパーセンテージで表わす。
そのほか、Windowsやネットワーク、デバイス、アプリケーションの情報など、PCに関するリソース情報の収集も可能。インストール時、一定期間後、現在のリソース情報の変化を一覧表示できるため、PCの動作が不安定になった際のメンテナンスに役立つという。
診断対象となるのは、S.M.A.R.T内蔵のIDE/Serial ATA接続によるHDDおよびUSB接続によるHDD。USB接続の外付けHDDに関してはWindows Me/98SEに対応していないほか、2005年12月現在ではアイ・オー・データ機器のHDH-SUEシリーズ、HDH-SUシリーズなど7シリーズのみをサポートする。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.intercom.co.jp/news/release/051221_smarthdd.html
製品概要
http://www.intercom.co.jp/smarthdd/
( 増田 覚 )
2005/12/21 12:57
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