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USENの四半期決算、ブロードバンド事業が伸びるも増収減益


 USENは21日、2006年8月期第1四半期(2005年9月~11月)の連結決算を発表した。売上高は407億2,400万円で前年同期に比べて22.9%の増加となったものの、営業利益は3,300万円で前年同期比で98.4%の大幅減、当期純損失は25億3,800万円と、増収減益の決算となった。

 売上高の内訳は、有線放送などの放送事業が157億3,000万円、ブロードバンド・通信事業が69億5,500万円、カラオケ事業が102億7,900万円、映像・コンテンツ事業が66億6,700万円、店舗事業が7億1,400万円、その他事業が3億7,600万円。

 ブロードバンド・通信事業は、FTTHサービスの契約数が58万6,849件、取付数が40万7,159件となるなど順調に推移し、売上高も前年同期比43.8%の増加となった。また、ギャガ・コミュニケーションズの買収により新設した映像・コンテンツ事業では、映画配給やビデオ販売が好調に推移したほか、映像配信サービス「GyaO」が開始8カ月で視聴登録数が500万を超え、計画以上の立ち上がりを示したとしている。一方、放送事業は前年同期比0.5%の減少、カラオケ事業は前年同期比8.1%の減少となっている。


関連情報

URL
  2006年8月期第1四半期連結決算の概況(PDF)
  http://www.usen.com/corporate/ir/pdf/051221_01.pdf


( 三柳英樹 )
2005/12/22 16:23

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