米Googleが提供する無料のアクセス解析サービス「Google Analytics」の新規アカウント作成受付が1月11日より一部で再開された。
Googleは2005年11月14日にGoogle Analyticsの新規アカウントの受付を開始したが、需要があまりにも多すぎたために計算能力が追いつかなくなり、11月22日には新規アカウントの受付を停止した。そのため同社では新規アカウント希望者にメールアドレスの登録を求め、アカウントを発行できるようになった時点で連絡することを約束していた。
1月11日に明らかになったのは、メールアドレスを記入した新規アカウント希望者に対して同社が招待状を送信し、これらの人々に限定して新規アカウントを発行したことだ。現時点で招待状を受け取った人の数は限定されているようだが、Googleの発表文では「これまでにメールアドレスをご登録いただいたお客様には、まもなく招待メールをお送りさせていただきます」となっており、順次新規アカウント発行が再開されると見込まれる。
Google Analyticsは当初、アカウント保有者に対しても1つしかプロフィールを作成できないようにするなど多くの制限を加えていたが、新規アカウントの受付停止後、しばらくしてから作成可能なプロフィール数を4つに増やしたり、アクセス解析レポートの鮮度を24時間前のデータから3時間前にするなど、機能を高める努力を払ってきている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.google.com/analytics/ja-JP/progress.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/01/12 12:35
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