フロントラインは、データ消去ソフト「完全消去マスター 3」を2月10日に発売する。Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98SE/98/95に対応する。価格はダウンロード版が1ライセンス5,250円、パッケージ版が1ライセンス8,400円~。パッケージ版は複数ライセンス製品も用意する。
完全消去マスターは、消去したいデータに対して、他のデータの上書きなどを繰り返すことによってデータを完全に消去するユーティリティソフト「DELETE MASTER」シリーズの名称を変更したもの。米国防総省規格のDoD方式など8種類の消去方式に対応する。BIOSで認識可能なすべてのディスク、パーティションに対して適用でき、ソフトをCD-ROMから起動させることでシステム領域も消去可能だ。また、IEのキャッシュや履歴なども削除できる。
最新版の完全消去マスター3では、直前のバージョンである「DELETE MASTER 2」のWindows/Linuxパーティションの消去などの機能や、ディスクやファイルの消去回数が無制限といった特徴を引き継ぎつつ、機能強化や追加を行なっている。
ファイルとフォルダの消去機能では、ツリー表示することで複数のファイルとフォルダを一括消去できる新GUIを搭載した。指定フォルダを定期的に消去するスケジュール機能や、ファイル名や作成日などの条件に合致したファイルをまとめて消去する「検索消去」機能を実装。また、バッチファイルなどによる一括処理など高度にカスタマイズできるコマンドツールや消去履歴を記録するログ機能なども搭載した。このほか、ディスクとパーティションの消去機能で起動FDに消去オプションの設定ができるようになった。
関連情報
■URL
フロントライン
http://www.fli.co.jp/
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( 鷹木 創 )
2006/01/16 15:21
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