マイクロソフトは16日、「企業向けWindowsデスクトップサーチ」と「企業向けMSNサーチツールバー」を1月17日から提供することを明らかにした。同社Webサイトから無料でダウンロード提供する予定。
WindowsデスクトップサーチとMSNサーチツールバーはすでにコンシューマ向けに提供しており、これを企業向けに最適化したものを提供する。コンシューマ向けとの違いとしては、System Management Serverによる配布や、グループポリシーによる一括設定など、企業内のネットワーク管理者向けの機能を搭載。デスクトップサーチのインターフェイスに、すでにあるイントラネットの検索機能を追加するといったことが可能となる。また、SharePoint ServicesやSharePoint Portal Serverとの統合などにより、イントラネットに対する検索機能を強化している。
コンシューマ向けにはWindowsデスクトップサーチとMSNサーチツールバーはセットで提供しているのに対し、企業向けにはそれぞれを独立してインストールできるよう別のソフトウェアとして提供している。また、企業向けMSNサーチツールバーでは、Outlookとの連携機能をベータ版として提供する。
対応OSは、Windows XP/2000およびWindows Server 2003で、メールのインデックス作成と検索はOutlook 2000およびOutlook Express 6.0以降に対応する。
関連情報
■URL
Windowsデスクトップサーチ
http://www.microsoft.com/windows/desktopsearch/ja/
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( 三柳英樹 )
2006/01/16 19:37
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