Atheros Communicationsは、米国時間19日にハワイで行なわれたIEEEの会合で次世代無線LAN規格「IEEE 802.11n」のドラフト版が満場一致で採択されたと発表した。
Atherosでは、2005年10月にIntelやBroadcom、Cisco SystemsなどとともにIEEE 802.11nの標準化を目指す「Enhanced Wireless Consortium(EWC)」を結成。今回採択されたドラフト版は、EWCが策定した仕様書に共同提案グループが加えた要素がベースとなっている。
Atherosは、これによりPCやネットワーク製品、ハンドセットなどで、IEEE 802.11nのドラフト版に準拠した相互接続性のある製品が開発できるようになるとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.atheros.com/news/draft11n_endorse.html
Enhanced Wireless Consortium
http://www.enhancedwirelessconsortium.org/home
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( 村松健至 )
2006/01/20 14:20
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