| Usenetに流通している動画をあらかじめエンコードし、インターネットから閲覧しやすいようにしている米GUBAは、同社でインデックスしている動画をプレイステーション・ポータブル(PSP)に対応したフォーマットにエンコードするサービスを開始すると1月27日付で発表した。
 
 PSPに対応したコンテンツは20,000件以上。GUBAのサービスに加入しているユーザーであれば、同社のWebサイトからPSPに直接ダウンロードできる。今回のサービスは、GUBAが最近始めたRSS配信を補完するもので、新しい動画がインデックスされるとユーザーの好みに応じてRSSを配信する。なお、GUBAのサービスは現在、月額14.95ドルで提供されている。
 
 Usenetは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにインデックスされていない“ダークネット”ではあるが、TBクラスのリッチメディアコンテンツが潜んでいるという。GUBAでは、2005年11月に動画対応のiPodで視聴できるフォーマットに変換するサービスを開始しており、今回のPSP対応もモバイルエンターテイメントの一環だとしている。
 
 なお、Usenetで流通する動画には、著作権を侵害しているファイルや、その国の法律に違反する動画もある。GUBAではそうした懸念について、米国のデジタルミレニアム著作権法(DMCA)を順守し、DMCAに違反する映画やMP3ファイルはインデックスしていないという。
 関連情報
 
 ■URL
 ニュースリリース(英文)
 http://www.guba.com/press_release_012706.sgba
 GUBA(英文)
 http://www.guba.com/
 
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 ・ Usenet動画をiPod向けにダウンロードできるサービス、米GUBAが開始(2005/11/16)
 
 
 
 
( 鷹木 創 )
2006/01/26 20:03
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