ハーバード大学バークマンセンターとオックスフォード大学インターネット研究所は、悪いソフトウェア(バッドウェア)の対策サイト「StopBadware.org」を開設した。両大学では同時に、スパイウェアなどのマルウェア(悪意のあるプログラム)に対する取り組み「Neighborhood Watch(町の防犯団)」を始めており、GoogleやLenovo、Sun Microsystemsが協力している。
この取り組みでは、スパイウェアやアドウェアなどのバッドウェアによってインターネットユーザーを騙し、何百万ドルも収益を上げる会社を監視する。数年間に渡って取り組み、消費者が騙されないようにする。GoogleやLenovo、Sunなどが支援する。米消費者連合のプロジェクト「Consumer Reports WebWatch」も無償アドバイザーとして協力する。
StopBadware.orgでは、ダウンロードしたいプログラムがバッドウェアかどうか確認できるほか、感染しているかどうかもチェックできるという。また、すでにバッドウェアであることがわかっているプログラムの警告や学術的な解説も行なう。さらに、バッドウェアの非倫理的な販売活動を解説するほか、被害体験談などを募集してサイトに掲載する予定だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.stopbadware.org/home/press_releases
Google Blogの該当記事(英文)
http://googleblog.blogspot.com/2006/01/putting-stop-to-spyware.html
( 鷹木 創 )
2006/01/27 18:08
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