シャープ、ソニー、東芝、日立製作所、松下電器産業の5社は3日、デジタルテレビ向けブロードバンドポータルの実現に向けた共同検討について合意したと発表した。
共同検討合意の背景として5社は、ブロードバンド接続機能を有したデジタルテレビに加え、インターネットを利用した情報提供やVODなど、デジタルテレビが生活のさまざまなシーンにおいて窓口としての役割を期待されている中で、提供されるサービスがメーカーや機種に依存している現状を指摘。ユーザーがよりわかりやすく簡単に各種サービスを利用でき、事業者の参入も容易になるような仕組み作りが必要だとしている。
5社では「DTVポータル検討ワーキンググループ(DTP-WG)」を結成し、ユーザーや関連事業者の意見を踏まえながら、端末の技術仕様や事業形態などの検討を進めていく。デジタルテレビのメーカーや機種に制約されることなく、幅広いサービスを利用できる仕組みとして、デジタルテレビ向けのポータルを共通化していく方針だ。
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ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200602/06-0203/
( 甲斐祐樹 )
2006/02/03 17:59
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