ドイツ連邦統計局が3日に発表した調査結果によると、2006年1月時点での携帯電話料金は前月比で1.5%下落しており、2005年8月から下落傾向が続いているという。前年同月比では10.6%の下落となる。この影響で、通信サービス全体の料金も前月比で0.3%減、前年同月比で2.8%減を示している。
固定電話は前月比で0.1%増、前年同月比では変動が見られなかった。ただし、通話先別に見ると、域内通話が前年同月比0.4%増、国内長距離通話が0.3%増、固定電話から携帯電話への通話が1.0%減、国際通話が0.4%減となっている。基本料金は、前年同月比で変動がなかった。
このほか、インターネット接続料金は前月比で1.2%減、前年同月比で5.1%減と、携帯電話ほどではないにしろ下落傾向が続いている。ドイツでも通信手段が携帯電話やインターネットへ移行している傾向が見られ、料金の下落傾向が顕著となっている。
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■URL
ニュースリリース(独文)
http://www.destatis.de/presse/deutsch/pm2006/p0470051.htm
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( Gana Hiyoshi )
2006/02/06 14:38
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