ライブドアとの関係をどうするか――。ライブドアの関連会社が揺れている。ライブドアオートは7日、ライブドアとの資本・業務提携について「その要否を検討中」とのコメントを発表した。社名変更の可能性も含めて言及している。
ライブドアオートでは、ライブドアとの資本・業務提携の解消に関して「その要否を検討中であり、会社の利益に帰するべくものであるかを鋭意検討し、ライブドアと充分協議を重ねた上で、決定次第公表したい」とコメント。また、ライブドアオートという社名についても「今般の事件以降、厳しい営業環境となっている。顧客から支持されることが当社の存続の前提である以上、社名変更の検討は避けられない」という。現在、臨時株主総会の開催も視野に、新社名と新ブランドの検討を進めている。
4日には、一部報道で「メディアエクスチェンジがライブドアの保有するメディアエクスチェンジ株を第三者へ譲渡するよう打診している」と報じられたが、6日なってメディアエクチェンジは「現時点で決定した事実はない」とのコメントを発表。ただし、「今後のライブドアとの業務及び資本提携関係に関するあらゆる可能性について検討、協議を行なっている段階」としている。
なお、ライブドア広報では「各社サイトに掲載されている公式発表は確認している」という。また、一部で取り沙汰されているライブドア平松庚三執行役員社長らとライブドア子会社とのトップ会談については「会談そのものが行なわれるかどうかわからない」とコメントした。
関連情報
■URL
ライブドアオートのニュースリリース(PDF)
http://www.livedoorauto.com/ir/pdf/news/20060207013759.pdf
メディアエクスチェンジのニュースリリース
https://www.mex.ad.jp/news/2006_0206_ir.htm
関連記事:本誌記事で振り返る、ライブドア事業拡大の歴史[前編]
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/01/24/
関連記事:本誌記事で振り返る、ライブドア事業拡大の歴史[後編]
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/01/25/
( 鷹木 創 )
2006/02/07 17:06
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