米Microsoftは7日(米国時間)、米国内限定で公開ベータテストを実施しているPC向けセキュリティサービス「Windows OneCare Live」を6月に正式開始することを明らかにした。料金はPC3台まで利用可能で年額49.95ドル。なお、4月1日から4月30日までに予約申込みをしたベータテスト参加者は、最初の1年間は19.95ドルで利用できる。
Windows OneCare Liveは、ウイルス対策、スパイウェア対策、ファイアウォール、脆弱性管理などのセキュリティ面のほか、PCの“健康”を保つための種々の機能を統合したサービス。PCを安全に使うために必要な機能をまとめて提供するとともに、これらの機能が自動的にアップデートされることから、利用者が簡単にPCを脅威から保護できるのが特徴だ。
正式サービスでは、ウイルス対策やスパイウェア対策、ファイアウォールなどの機能を提供する「Protection Plus」、PCの性能を保つための調整を行なう「Performance Plus」、PCのバックアップまたはリストア機能を提供する「Backup and Restore」、追加料金を徴収せずにMicrosoftのスタッフがメールや電話、チャットでサポートを行なう「Help and Support」といったサービスを用意する。
なお、同サービスが日本国内で展開される可能性についてマイクロソフトは、「具体的なことは決まっていない」としている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2006/feb06/02-07OneCarePricingPR.mspx
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( 増田 覚 )
2006/02/08 13:13
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