三重県伊勢市でCATV事業を手がけるアイティービーは9日、同社社員が自宅で使用しているPCから顧客情報がWinnyネットワーク上に流出したことを明らかにした。Winnyで感染を拡大するウイルス「Antinny」の亜種に感染したことで、PCに保存していた業務用ファイルが流出した。
 
  流出したのは、2001年7月から2005年12月までの一部地域の加入者情報および工事情報。最大で1,378名分の氏名と住所、電話番号が記載されており、このうち1件は口座情報が含まれていた。総務省からの指摘で2月8日に判明したという。
 
  同社では今後、個人所有PCで業務管理データを利用することについて、禁止を再徹底するとしている。
  関連情報
 
 
■URL 
  お客様情報の流出についてのお知らせとお詫び 
  http://www.itv-mie.jp/kojinjyoho.html
 
 
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( 増田 覚 )
 
2006/02/13 17:54
 
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