サイボウズとゆめみは20日、MVNO方式での携帯電話事業参入を視野に、業務・資本提携を行なったと発表した。
両社は従来、「サイボウズ ガルーン2 ケータイ」の開発で協業してきたが、今後の関係を強めるため、業務・資本提携を行なった。サイボウズは、ゆめみの第三者割当を受け入れ、ゆめみ株14%を取得。サイボウズのグループウェアなどビジネス用ツールに、ゆめみのモバイル系のシステム開発技術を加え、新規顧客を開拓したい考えだ。
なお、今回の提携によって、サイボウズは卸売り回線を使って携帯電話事業を行なう、いわゆるMVNO方式でモバイル事業を行なう予定。2006年末をめどに、ゆめみとともにモバイル用グループウェアを提供する方針だ。回線を購入する携帯電話事業者については明らかにされていないが、サイボウズ側で携帯端末を用意し、利用者が自社のグループウェアなどに手軽にアクセスできるような法人向けサービスが展開されると見られる。
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■URL
ニュースリリース
http://www.yumemi.co.jp/news/20060220a.html
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( 津田啓夢 )
2006/02/20 20:29
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