米AOLとWebコラボレーションサービス大手の米WebExは21日、両社が協力して企業向けインスタントメッセージソリューションのオンデマンドサービスを開発することで合意したと発表した。これは、AOLが既に提供しているIMサービス「AIM」の企業版と位置付けられている。
この新サービスはコードネーム「AIM Pro」と呼ばれており、フリーランスや中小企業に向けた「Professional Edition」と、大企業向け中央集権的管理機能を有する「Enterprise Instant Messaging Edition(EIM)」の二つのバージョンが用意される。両方ともエンタープライズディレクトリサービスと協調動作し、安全なチャット、電話会議、インターネット会議、デモンストレーション中継などを、AIMを僅かにカスタマイズしたユーザーインターフェイスから行なうことができる。
このサービスで利用される音声、映像、Webコラボレーション機能は、WebExの運用する「MediaTone Network」によって提供される。また、AIMが持つ機能により、AIMだけでなくICQやAppleのiChatサービスとも送受信できる。このサービスは2006年第2四半期頃に提供開始される予定だ。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://media.aoltimewarner.com/media/newmedia/cb_press_view.cfm?release_num=55254534
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/02/22 11:50
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