財団法人マルチメディア振興センターは2日、2月28日に設立した「日本ブログ協会」の会員登録フォームに脆弱性があることが判明し、会員登録受付を一時中断していたことを公表した。
マルチメディア振興センターによると、2月28日に日本ブログ協会のサイトを公開し、会員登録受付をWeb上で行なっていたが、登録フォームの脆弱性について複数の指摘を受けたため、同日中に会員登録受付を一時中断した。調査したところ、個人情報が外部からアクセス可能な状態に置かれていたが、アクセスログの解析からは個人情報の漏洩はなかったとしている。この間に登録受付を行なった人数などは公表していない。
現在、日本ブログ協会の会員登録はメール形式により再開しており、登録フォームについては脆弱性の修正を行ない、セキュリティの確認を済ませた後に、フォームからの登録を再開する予定。また、日本ブログ協会に会員登録を行なった人については、別途個別に報告とお詫びのメールを送るとしている。
関連情報
■URL
「日本ブログ協会」サイトでの会員申込の一時中断について
http://www.fmmc.or.jp/japan-blog/info/index.html
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( 三柳英樹 )
2006/03/03 14:31
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