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「Opera 8.52 for Windows」日本語版などに不具合、「8.53」を推奨


 ノルウェーのOpera Softwareは2日、「Opera 8.53 for Windows」をリリースした。新機能などはなく、セキュリティ修正のためのマイナーバージョンアップとなっている。

 2月にリリースされた「Opera 8.52 for Windows」の一部の言語バージョンでは、Macromedia Flashの脆弱性が修正されていない不具合が発見された。現在、Operaのサーバーにある「8.52」のすべてのビルドは不具合が修正されたため、新規ユーザーは「8.52」をダウンロードできる。ただし、すでに「8.52」をインストールしてしまったユーザーには不具合が残っている可能性があるため、脆弱性が修正されたFlashバージョン「7r61」が含まれていることが確実な最新版の「8.53」へとアップグレードするよう推奨されている。日本語を含む15言語バージョンが対象となる。

 Operaはまた、3月1日にダウンロードを開始した「Opera 8.5 Beta 2 for PocketPC」の追加機能などの詳細を2日にWebサイトで公表した。Beta 2では新たにタブブラウジングが可能になったほか、フォームを使ったファイルのアップロードが可能になったこと、タブキーとスペースキーを使ったキーボードショートカット機能の改良、フルスクリーンモードでの動作の改良など、合計10項目の改良点が挙げられている。


関連情報

URL
  Opera 8.53 for Windowsの変更点(英文)
  http://www.opera.com/docs/changelogs/windows/853/
  Opera 8.5 Beta 2 for PocketPCの変更点(英文)
  http://www.opera.com/docs/changelogs/pocketpc/850b2/

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/03/06 13:37

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