ディー・エヌ・エー(DeNA)と三菱東京UFJ銀行は9日、ネット決済サービスを提供する合弁会社を5月に設立するとともに、三菱東京UFJ銀行がDeNAの第三者割当増資を引き受けることで正式契約したことを明らかにした。両社は、2月9日に業務・資本提携にかかわる基本合意締結を発表している。
合弁会社では、DeNAが運営するオークション/ショッピングサイト「ビッダーズ」や携帯電話向けオークションサイト「モバオク」向けに、複数の金融機関および決済手段に対応した決済代行サービスを提供する。合弁会社の商号は未定、サービス開始時期は7月以降を見込む。資本金は4億円で、出資比率はDeNAが50%、三菱東京UFJ銀行が40%、その他金融機関が10%。代表はDeNA代表取締役社長の南場智子氏が務める。
また、両社者間で「業務提携委員会」を設定し、今後の提携について協議を行なう。今後は2006年4月をめどに、DeNAが運営するサイト上で三菱東京UFJ銀行の「スーパーICカード」を推奨するほか、ビッダーズのポイントと三菱東京UFJのポイントの交換などを開始する予定だという。
なお、第三者割当増資・引受については、発行株式数が普通株式1万4,300株。発行価額は1株あたり31万4,138円で、総額は44億9,217万3,400円。払込期日は3月27日の予定。
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ニュースリリース
http://blog.dena.ne.jp/press/archives/2006/03/denaohufjslbgtr.html
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( 増田 覚 )
2006/03/09 17:33
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