財団法人日本データ通信協会テレコム・アイザック推進会議(Telecom-ISAC Japan)は15日、「ANTINNYウイルス対策サイト」を開設した。
ANTINNYウイルス対策サイトでは、Antinnyの概要や駆除手順、再感染防止策などを解説する。ニフティ、インターネットイニシアティブ(IIJ)、NTTコミュニケーションズ(OCN)、トレンドマイクロ、マイクロソフトなどがサイトの制作に協力した。
対策サイトでは、ウイルスに感染したユーザーが駆除を実施したかどうかの進行状況をISP各社が確認できる仕組みを取り入れるとし、注意喚起の有効性やユーザーの意識について分析できるという。
なお、ANTINNYウイルス対策サイトの正式版はニフティ、IIJ、OCNのユーザー専用となっている。これに対して体験版サイトは、対策の進捗状況を管理できる仕組みは入れていないものの、その他のISPのユーザーでもアクセスして対策の参考にすることが可能だ。
Telecom-ISAC Japanでは6月末まで今回の対策を継続し、取り組みの有効性を検証した上で、対象とするISPの拡大や効率的な取り組みを検討する予定だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース
https://www.telecom-isac.jp/news/news20060315.html
ANTINNYウイルス対策サイト(体験版)
https://www.telecom-isac.jp/antinny/measure/
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( 鷹木 創 )
2006/03/15 18:58
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