アイシェアは21日、Winnyなどのファイル交換ソフトに関する意識調査の結果を公表した。ファイル交換ソフトの利用経験率は29.9%で、ファイル交換ソフト使用者の18.5%がウイルスに感染したことがあると回答している。調査は3月15日~17日にかけて、メール転送サービス「CLUB BBQ」の利用ユーザー783人(男性74%、女性26%)に対して行なわれた。
ファイル交換ソフトを使用したことがあるかという質問に対しては、「現在も使用している」が10.0%、「過去に使用していた」が19.9%となり、約30%が利用経験があると回答した。一方、「交換ソフトを知っているが使ったことがない」は56.6%、「交換ソフトを知らない」は13.5%。
ファイル交換ソフトの使用によりウイルスに感染したことがあるかという質問については、ファイル交換ソフト使用者のうち「はい」が18.5%、「いいえ」が77.0%、「わからない」が4.5%となった。
会社に勤務する人への質問で、勤め先のPC利用について禁止事項や対策がされているかについては、「指導はあるが、あいまいだ」が31.3%と最も多い。「誓約書などにより禁止事項がある」(24.4%)、「監視機関が社内にある」(24.4%)といった制約のある企業も多い一方で、「すべて自由になっている」(18.6%)という回答も多い。
ファイル交換を行なったことのある人に対して、著作権のあるソフトやコンテンツの交換をどう思うかという質問には、「違法性のあるものは交換しない」(37.0%)という回答も多いが、「ダウンロードができてしまうからやってしまう」(26.3%)、「違法とわかっているがやってしまう」(21.4%)といった意見も半数近くを占めている。
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■URL
ニュースリリース
http://blog.ishare1.com/press/archives/2006/03/2992_1.html
( 三柳英樹 )
2006/03/22 12:39
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