ソフトバンクは22日、同社子会社のBBテクノロジーが保有するヤフーの普通株式17万3,000株(発行済株式の0.57%)を売却した。売却金額は約233億円。
ソフトバンクは売却の目的について、1)ヤフーの東証一部上場を維持するため、2)ボーダフォンの買収に係わる買収資金の一部に充当するため、と説明。1)については、少数特定者持株数比率が75%を超えている場合を上場廃止基準とした「75%ルール」に準ずるためとコメントしている。
株式売却に伴い、ソフトバンクグループのヤフー株式の保有比率は、売却前の41.9%から41.3%に減少した。その結果、ソフトバンクグループと米Yahoo!の保有株式は合計74.7%になる。ソフトバンクでは、今後これ以上持ち分を減少させる株式売却は予定していないとしている。また、この売却益225億円については、2006年3月期第4四半期に特別利益として計上する。
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■URL
ニュースリリース
http://www.softbank.co.jp/news/release/2006/060322_0001.html
( 増田 覚 )
2006/03/23 12:28
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