サイバーエージェントや同社の関連会社が運営するWebサイトの一部が、Googleの検索結果に表示されなくなっていることがわかった。サイバーエージェントによれば「28日の夜に把握した。原因は調査中」とコメントしている。
Googleの検索結果に表示されなくなったのは、「メルマ」「ジークレスト」「クレジットカードカード比較ドットコム」など。サイト名で検索しても結果として表示されず、ページランクも「0」になっている。
この問題を指摘したSEM(検索エンジンマーケティング)ニュースポータル「SEMリサーチ」を運営する渡辺隆広氏は、同サイト上で「検索エンジンに登録されていない原因についての本当の原因はGoogleしかわからない」と断った上で、1)サイバーエージェントは数多くのサイトを運営しており、検索エンジンからの評価を高めるために各サイトに小さなリンクボックスを設置、双方向で大量のリンクを張り巡らせていたこと、2)同様の手法をとっていた別のSEO会社のサイトも同じタイミングで軒並み削除されていること、3)Yahoo!検索やMSNサーチには正常に登録されていることなどを指摘。「リンクの張り方がGoogleにスパムと判定された可能性がある」と分析している。
サイバーエージェントでは、同社関連のWebサイト間で大量のリンクを張り巡らせていることについて、「不正かどうかは別にして認識している」とコメント。一方、Googleでは「個々の件に関してはコメントできない」としている。
関連情報
■URL
SEMリサーチ
http://www.sem-r.com/
サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/
Google
http://www.google.co.jp/
( 鷹木 創 )
2006/03/29 19:23
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