| 欧州ではインターネット利用者のほぼ2人に1人がIMを利用しており、北米地域よりも利用率が高いことがわかった。米comScore Networksが10日、英国で最新の調査結果を発表した。
 
 それによると、2月中に欧州のインターネット利用者の49%、約8,200万人がIMを利用していた。それに対して北米では37%、約6,900万人に過ぎなかった。IMが最も利用率が高かったのはラテンアメリカ地域で、64%が利用していた。
 
 利用されているIMアプリケーションとしては、MSN Messengerが最大のシェアを持っており、世界中のIM利用者のうち61%が利用していた。この傾向は特にラテンアメリカ地域で強く、90%以上がMSN Messengerを利用。欧州、アジア太平洋地域でも70%以上がMSN Messengerを利用していた。それに対して北米地域では競争が激しく、MSN Messenger、AIM、Yahoo! Messengerがそれぞれ27%から37%の間でシェアを争っているという。
 
 北米以外の地域では、これら以外のIMアプリケーションも広がり始めている。例えば、Skypeは現在、世界中のIMユーザーのうち14%で使われている。この傾向は特にアジア太平洋地域で強く、26%に達した。逆に北米地域ではわずか3%だった。
 関連情報
 
 ■URL
 ニュースリリース(英文)
 http://www.comscore.com/press/release.asp?press=800
 
 
 
 
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/04/11 13:07
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