「Winnyに関しては、企業だけではなく、国民の皆様ひとりひとりがその危険性を認識し、対策を講じることが必要です」。11日、続発する“Winny流出”に総務省が注意喚起を行なった。
総務省では、Winnyネットワーク上への情報流出を予防するために「一般家庭における対策」と「企業における対策」をWebサイトに掲載。一般家庭向け対策例としては、1)Winnyの使用経験者はPCのクリーンインストールすること、2)自分だけでなく家族の使用状況を確認し、Winnyなどのファイル交換ソフトの危険性について注意喚起すること、3)ウィルス対策ソフトやOSは適時最新のものに更新すること――を挙げた。
また、企業向けの対策例では、1)個人所有のPCを含む業務PCにWinnyをインストールしないルール策定および徹底、2)業務に個人所有のPCを使用する場合のルール策定および徹底、3)個人情報など重要情報を社外に持ち出す際のルール策定および徹底、4)Winnyなどのファイル交換ソフトの危険性に関する従業者への周知徹底、5)社内の情報セキュリティ対策の再確認――の5点を示した。
関連情報
■URL
総務省による注意喚起
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/d_syohi/060411_1.html
総務省の「国民のための情報セキュリティサイト」
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/security/index.htm
関連記事:本誌記事に見る“Winny流出”
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/03/10/
( 鷹木 創 )
2006/04/12 16:19
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