デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は11日、インターネットCMの認知効果に関する調査をまとめた。それによると、広告への接触頻度(フリークエンシー)が13回以上で約83%の認知率に達するという。
調査は2006年1月1日から2月28日にかけて、動画配信サービス「GyaO」のユーザーを対象にインターネット上で実施。対象広告はGyaOの30秒スポットCMで、合計12,435件の回答を集めた。
全体のインターネットCM認知率は、同じ広告に3~4回接触することで約62%の認知率になり、8~10回では約75%、13回以上では約83%という結果となった。
また、男性の認知率では、接触頻度が14回以上で約82%に到達。年齢別に見てみると、M1(男性20~34歳)では認知率の立ち上がりが早く、接触頻度が5回で約70%に達したが、同回数のM2(男性35~49歳)では約60%にとどまった。これ以降の接触回数では、M1とM2に大きな差は見られなかった。
女性の認知率については、接触回数が13回以上で約88%まで認知率が上がった。年齢別では、男性同様にF1(女性20~34歳)の方が認知率の立ち上がりが早く、接触回数3回で約70%の認知率になり、同回数のF2(女性35~49歳)では約66%だった。これ以降の接触回数についても、F1の方が高い認知率となる傾向が見られた。
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広告への接触頻度とインターネットCM認知率の関係
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関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.dac.co.jp/dacfiles/200604%20gyao_tyousa.pdf
( 増田 覚 )
2006/04/12 17:02
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