アップルコンピュータは11日、Mac用のデスクトップ管理ソフトの新バージョン「Apple Remote Desktop 3」を発売した。IntelベースのMacに最適化されているほか、50以上の新機能を搭載したという。10台まで管理できるライセンス「10マネージドシステム版」が34,000円、台数無制限の「Unlimitedマネージドシステム版」が57,000円。
Apple Remote Desktop 3は、ネットワーク上のMacに対するソフトウェアのインストールやアップデート、システム設定などの管理作業を効率的に行なえるソフト。Mac OS X 10.3.9以上に対応する。今回の新バージョンはUniversalアプリケーションのため、IntelベースとPowerPCのMacいずれでも利用できる。
新機能としては、Mac OS X 10.4以上が稼働している複数のMacを高速で検索できる「リモートSpotlight検索」、頻繁に行なう作業をワークフロー化して自動化できる「Automatorアクション」、リモート操作する際にクライアント側のデスクトップを隠して作業内容を見えないようにする「カーテンモード」、不正なアプリケーションの使用を監視・追跡する「アプリケーション使用状況レポート」や「ユーザ履歴レポート」、従来バージョンよりもファイルコピーを高速化した「パワーコピー」、Mac間での「リモートドラッグ&ドロップ」および「リモートコピー&ペースト」などがある。管理用アプリケーションと連動するDashboard用のウィジェットも用意されている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.apple.com/jp/news/2006/apr/11ard3.html
製品概要
http://www.apple.com/jp/remotedesktop/
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・ アップル、MacOS向け遠隔管理ソフト「Apple Remote Desktop 2」(2004/06/22)
( 永沢 茂 )
2006/04/12 18:34
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