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京阪神の生活情報サイト「Qlep」、17日から千葉県など全国23地域も対象に


 クインランドは14日、2004年11月から運営している地域生活情報ポータルサイト「Qlep(Quinland Life Event Portal)」について、対象エリアをこれまでの京阪神地区から、千葉県船橋市など全国23地域に拡大すると発表した。各地域を対象にしたポータルサイトは17日にオープンする。

 Qlepは、クインランドが開発した「地域限定型検索エンジン」「地図連動型情報システム」「ブログ」などを搭載したポータルサイト。神戸市をはじめ大阪府、京都府を対象に地域情報を扱ってきた。

 各店舗の地図情報や住所、電話番号などを一覧表示できるほか、店舗主が情報を更新できる「リアルタイム情報配信・更新機能」をASP機能として実装。ユーザーはタイムセールなどの情報を簡単に入手できるという。すでに神戸市とは協力体制を構築しており、防災・防犯情報などもリアルタイムに配信している。また、各種生活情報を地図情報と連動させて、画面レイアウト、カラーリングなどに法則性を持たせて自動生成している。

 京阪神を対象にしたQlepのページビューは、2006年3月末時点で月間約516万PV。クインランドによると、「京阪神エリアで成功を収めたことから、千葉県船橋商工会議所など全国の商工会議所と協力してQlepの対象エリアを拡大することになった」という。

 4月17日に対象となるのは、東京都武蔵野市、埼玉県さいたま市、神奈川県横浜市、千葉県船橋市など23地域。このほか、今期中に神奈川、静岡、広島など15地域を対象に追加する予定だ。クインランドではQlep全体の売上として、システム使用料や広告収入などで今期12億円を見込んでいる。


関連情報

URL
  Qlep 京阪神
  http://www.qlep.com/

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( 鷹木 創 )
2006/04/14 18:12

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