JVN(Japan Vender Status Notes)は17日、Webブラウザからコンテンツを編集できるWikiクローンである「FreeStyleWiki」に、クロスサイトスクリプティング攻撃を受ける可能性のある脆弱性が存在すると警告した。
今回公表された脆弱性は、Webコンテンツ編集時の内容のチェックが不十分であることにより、Webコンテンツに悪意のあるスクリプトを埋め込まれてしまうクロスサイトスクリプティングの恐れがあるというもの。これにより、ユーザーのブラウザ上で悪意のあるスクリプトが実行されてしまう可能性がある。
また、FreeStyleWikiが利用者に発行しているCookieが第三者に漏洩し、セッション・ハイジャックが行なわれる恐れもあるとしている。
影響があるシステムは、FreeStyleWiki 3.5.10以前のバージョン。脆弱性は最新版のバージョン3.5.11で修正されており、開発元ではユーザーに対してバージョンアップを呼びかけている。
関連情報
■URL
JVNによる脆弱性情報
http://jvn.jp/jp/JVN%2335274905/
FreeStyleWiki
http://fswiki.poi.jp/
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・ CAFEMILK ショッピングカートにクロスサイトスクリプティングの脆弱性(2006/04/10)
( 増田 覚 )
2006/04/17 16:33
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