JTBパブリッシングは18日、同社のサイト「るるぶ.com」が不正アクセスを受け、登録者1,163人分のメールアドレスとパスワードが流出した恐れがあると発表した。
同社によれば、16日午後4時~翌17日午前0時頃にかけて、るるぶ.comの一部コンテンツが不正アクセスを受けたという。SQLインジェクションの脆弱性があったのが原因だ。同社では、16日午後11時半頃に不正アクセスを確認し、該当コンテンツを閉鎖。翌日には攻撃を受けたプログラムを修正するとともに、攻撃元のIPアドレスからのアクセスを拒否するなどの対応を講じた。
また、アクセスログを調査したところ、不正アクセス時にるるぶ.comの登録ユーザー1,163人分のメールアドレスと、るるぶ.comのログイン用パスワードが流出した可能性があることが判明した。該当する顧客にはメールで報告したという。
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ニュースリリース
http://www.rurubu.com/jtb-pub/20060418/
( 増田 覚 )
2006/04/20 17:50
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