スクウェア・エニックスは20日、2005年9月14日発売に発売した映像作品「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」の動画全編が、2005年10月ごろに米Googleの「Google Video」上にアップロードされていた件で、この動画を無断アップロードした人物の身元を特定したと発表した。
2005年10月に、Google VideoでファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン全編の動画ファイルが無断でアップロードされていることが判明して以来、スクウェア・エニックスでは、米Googleに対してこの動画ファイルの削除を要請。動画ファイル自体は削除されたものの、その後も調査を続行し、アップロードした人物の身元を特定した。
スクウェア・エニックスでは、この人物に対して損害賠償請求訴訟だけでなく、刑事告訴も視野に入れて準備を進めていた。しかし、この人物がGoogle Videoにアップロードしたことを認めて謝罪したほか、損害賠償金の支払いに応じたため、4月17日付で和解したという。
4月24日に英国で、翌25日には北米で、それぞれ英語吹き替え版「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」が発売される。このため、スクウェア・エニックスでは、知的財産権を侵害する行為の取り締まりを一層強化するとしている。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.square-enix.com/jp/company/j/news/2006/download/release_060420.pdf
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( 鷹木 創 )
2006/04/20 20:48
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