米Microsoftは21日、4月の月例パッチとして公開した「MS06-015」の適用により発生している不具合について、修正版のパッチを25日に公開することを明らかにした。MicrosoftのSecurity Response Centerがブログでアナウンスした。
ブログの記事では、ヒューレット・パッカードの写真共有ソフト「Share-to-Web」の旧版や、NVIDIAのグラフィックカードのドライバ(バージョン61.94以前)を使用している場合に、MS06-015を適用すると相性問題が発生する場合があると説明。Security Response Centerではこの問題について対策を進めており、25日には新しいパッチをリリースすると説明している。
新しいパッチでは、問題となったソフトを「例外リスト」に加え、問題が発生しないようにする。また、新しいパッチがリリースされるまでの間については、問題となったソフトやドライバを最新版にアップデートするといった解決策を推奨している。
関連情報
■URL
Microsoft Security Response Center Blogの記事(英文)
http://blogs.technet.com/msrc/archive/2006/04/21/425838.aspx
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( 三柳英樹 )
2006/04/21 18:45
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