米Googleは21日、「Google Local」の名称を「Google Maps」に変更したことを公式に発表した。Googleトップページの「Local」タブが「Google Maps」に、日本語版トップページでも「ローカル」が「マップ」に変更された。
Googleは地図を表示するサービスとしてGoogle Mapsを発表したが、その後、地域情報検索サービスGoogle Localと統合し、その名称を「Google Local」としていた。
しかし、この時の変更は一部の人にとって不評だったようだ。公式ブログの発表文によると「我々は人々がいかにGoogle Mapsを愛していたかを過小評価していた。多くが以前の名称のままで言及し続け、多くがGoogle Mapsに戻してくれるようはっきりとした意志を持って求めてきた」という。こうしたユーザーの要望を受け入れる形で、今回Google LocalがGoogle Mapsという元の名称に戻されたという。
名称がGoogle Mapsに戻ったとはいえ、今後とも地域情報検索はこのサービスの重要な一部として提供され続けることになる。また、この名称変更と時期を同じくしてGoogle Mapsの地図表示画面右下に縮尺を拡大したナビゲーション用地図が表示されるようになり、現在位置を確認しやすくなる機能も追加されている。これは英語版Google Mapsですでに導入されていたものだが、日本語版Googleマップでも表示されるようになっている。
関連情報
■URL
Google公式ブログの該当記事(英文)
http://googleblog.blogspot.com/2006/04/back-on-map.html
■関連記事
・ 「Googleローカル」と「Googleマップ」の技術を統合(2005/10/06)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/04/24 11:57
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