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(左から)今回開発した小型STB、Felica対応リーダーライター、Edyカード
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実証実験システム概要図
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ソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)とSentivisionは、電子マネー「Edy」を利用した決済に対応したHD映像の再生が可能なVODシステムを共同開発したと発表した。
今回共同開発が行なわれたのは、映像フォーマットにH.264やMPEG-2、VC-1を採用したVODシステム。HD映像のストリーミングおよびダウンロード配信が可能で、H.264によるHD映像の配信ビットレートは約6~8Mbps前後を見込むという。
STB部は40GBのHDDを搭載し、映像コンテンツのダウンロードも可能。早送りや早戻しといったトリックプレーにも対応する。本体サイズは100×100×50mm(幅×奥行×高)で、重量が約300gと小型サイズを実現し、両社ではテレビをはじめとした家電機器などへの内蔵も想定している。本体仕様面では、CPUの駆動速度は600MHzで、AV出力、LANインターフェイス、USBポートを搭載する。
料金決済は、ビットワレットの電子マネー「Edy」を利用。STBにUSB接続したFelica対応リーダーライターにEdyカードやMobile Edy搭載の携帯電話「おサイフケータイ」をかざすことで、コンテンツの課金決済が行なえる。
SCNとSentivisionではソニーやビットワレットの協力を得て、今回のVODシステムを利用した実証実験をコンテンツホルダーや機器メーカー、回線事業者などを対象に、2006年4月から6月末までの予定で実施している。両社では実証実験を通じて得られた要望や検証結果をもとに、SCNグループ内外の企業と連携して新サービスの実現を目指すとしている。
実証実験に参加するコンテンツ提供事業者はSCNに加え、ギャガ・クロスメディア・マーケティング、ソニー・ミュージックネットワーク、ナウオンメディア、日本経済新聞社、バンダイチャンネル、WOWOWの7社。
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コンテンツ購入画面
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Edy決済画面
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.so-net.ne.jp/corporation/release/2006/pr060424.html
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( 村松健至 )
2006/04/24 20:39
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