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IEに未パッチの深刻な脆弱性、信用できないサイトへのアクセスは厳禁


 Internet Explorer(IE)に深刻な脆弱性が見つかった。デンマークのSecuniaでは5段階で2番目に深刻な“Highly critical”、仏FrSIRTでは4段階で最も深刻な“Critical”として警告。マイクロソフトによるセキュリティ修正プログラム(パッチ)は現時点で提供されておらず、信用できないWebサイトへのアクセスは控えるべきだろう。

 今回の脆弱性は、IE 6が入れ子状に配列されたオブジェクトタグを処理する際にエラーが発生することが原因。悪用するとメモリを改竄することが可能で、外部から任意のコードが実行される恐れがある。

 脆弱性はIE 6.xと5.01 SP 4にある。Secuniaでは、すべてのパッチを適用したWindows XP SP2ので確認したが、ほかのバージョンでも影響を受ける可能性があるとしている。なお、公式パッチが提供されていない現在、回避方法は信用できないWebサイトへはアクセスしないことだという。


関連情報

URL
  Secuniaのアドバイザリ(英文)
  http://secunia.com/advisories/19762/
  FrSIRTのアドバイザリ(英文)
  http://www.frsirt.com/english/advisories/2006/1507

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( 鷹木 創 )
2006/04/26 20:17

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