米comScoreが4日に発表した調査によると、2006年3月時点における15歳以上のインターネット利用者は、世界で6億9,400万人に上ることがわかった。この数値は、世界の同年齢以上の人口のうち14%を占めるという。
最もインターネット利用者が多かったのは米国の1億5,204万人。以下は中国(7,427万人)、日本(5,210万人)、ドイツ(3,131万人)と続いた。中国、日本、インド、韓国を含むアジア主要国のインターネット利用者の合計は1億6,810万人で全体の25%近くを占め、米国のネット利用者数を上回る結果となった。
comScoreでは、1ユーザーの1カ月当たりのインターネット利用時間も発表しており、世界平均では31.3時間に達することがわかった。国別ランキングでは、イスラエルが57.5時間で最長、次いでフィンランド(49.3時間)、韓国(47.2時間)、オランダ(43.5時間)、台湾(43.2時間)と続いた。米国と日本はトップ15位にランクインしなかった。
また、2006年3月時点におけるサイトの利用者数別ランキングでは、MSNが5億3,857万人でトップ。2位はGoogle(4億9,578万人)、3位はYahoo!(4億8,022万人)だったほか、Amazon(1億5,464万人)が6位、Wikipedia(1億3,194万人)が7位にランクインした。月間のページビューでは、Yahoo!の1,372億PVが最も多く、以下はGoogle(1,087億PV)とMSN(962億PV)が続いた。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=849
( 増田 覚 )
2006/05/08 19:59
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