マイクロソフトのウイルス削除ツール、Kazaaで増殖するワームなどに対応

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マイクロソフトのウイルス削除ツール、Kazaaで増殖するワームなどに対応

　マイクロソフトは11日、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の「バージョン 1.16」を公開した。Windows XPとWindows Server 2003 SP1であればWindows UpdateやMicrosoft Updateを通じて更新できる。Windows 2000では「Microsoftダウンロードセンター」でダウンロードするか、オンライン版の利用が可能だ。

　最新版では、P2Pファイル共有ソフト「Kazaa」のネットワークや、Windowsの脆弱性「MS03-039」や「MS04-011」を利用して増殖するマスメール型のワーム「Win32/Plexus」に対応した。

　このほか、「email.people.yahoo.com」というWebサイトで発見したメールアドレスに自分自身を送信することによって拡散するマスメール型ワーム「Win32/Evaman」と、マスメール型ワーム「Win32/Ganda」にも対応した。

関連情報

■URL
　ダウンロードサイト
　 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=ad724ae0-e72d-4f54-9ab3-75b8eb148356&displaylang=ja
　悪意のあるソフトウェアの削除ツール
　 http://www.microsoft.com/japan/security/malwareremove/default.mspx

■関連記事
・マイクロソフトのウイルス駆除ツール、山田オルタナティブに対応（2006/04/12）
・露Kaspersky、Mydoomのコードを利用したウイルス「Plexus.a」を警告（2004/06/04）

（増田覚）
2006/05/10 11:53

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