社団法人日本レコード協会(RIAJ)は、2006年第1四半期(1~3月)における有料音楽配信売上実績を公表した。売上実績は121億7,321万円。
有料音楽配信売上実績は、RIAJに加盟する会員会社42社の売上実績をとりまとめたもの。売上実績および数量ともにインターネット・ダウンロード、モバイルが好調に推移した結果、売上実績は前年同期比から183%増加。また、数量は171%増の8,896万4,000回となった。
内訳は、インターネット・ダウンロードの売上が前年同期比393%増の12億2,049万8,000円で、数量は534%増の591万6,000回。モバイルの売上は173%増の109億2,872万円、回数は163%増の8,303万1,000回。その他は売上が139%増の2,399万2,000円で、回数が212%増の1万7,000回。
売上構成比は、インターネット・ダウンロードが10.0%、モバイルが89.8%、その他が0.2%。数量構成比はインターネット・ダウンロードが6.7%、モバイルが93.3%、その他が0.0%。売上・数量ともに、インターネット・ダウンロードの割合も徐々に拡大しているが、モバイルが引き続き多数を占めている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.riaj.or.jp/release/2006/pr060529.html
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( 村松健至 )
2006/05/29 18:24
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